日本人が発音しづらいアルファベットの一つが「r」ではないでしょうか。
私も r の発音がどうしても日本語のラリルレロの発音になってしまい、なかなか改善しませんでした。
しかし、たった2つのことを意識するだけで、r の発音が劇的に変わります!
今回はこの r を改善するコツをご紹介したいと思います。
一般的に言われている r の発音方法
学校などで教わる r の発音は、「舌先をのどの方に向けて丸める」ですよね。みなさんもこのように教わってきたのではないでしょうか。
実際に私がフィリピン留学していた時にも、先生から r の発音方法をそのように教わりました。
ところが全くうまくできず、何度も何度も r の発音を練習させられた時には、本当に舌がつりそうになりました。
「r」も「l(エル)」も日本人からするとラリルレロの発音と同じじゃないかと思ってしまうのですが、日本人が発音するラリルレロは「l」 の発音です。
つまり、r は日本語にない発音なのです。そのため、r を発音するときは日本語のラリルレロの意識をある程度捨てる必要があります。
日本人向けの r の発音方法
日本人がネイティブのような r の発音をするコツは、とてもシンプルです。次の2点に意識をおくだけです。
Point 1:「r」を発音する直前に口先をすぼめて「ウ」を発音する形を作る
つまり、ウの口の形からrを発音します。例えば、readであれば、「ゥリードゥ」のイメージです。
Point 2:舌を喉の方へスライドさせる
舌を喉の方へただスライドさせます。
ここでの注意点が、舌先はどこにも触れないということです。
スライドすると普通は舌先はどこにも触れないのでそこまで気にする必要はありませんが、変に意識しすぎないことも大事です
ちなみに、この発音方法は、私がイギリスで語学研修していた時にバングラデシュ人の先生に教えてもらいました。
先生はアジア人が r の発音が苦手なことをよく知っていて、とてもシンプルなこの発音方法を教えてくれました。
それまで舌がつりそうになるほど練習してもうまくならなかったのに、この方法で発音したらすんなり発音できるようになったので、本当に目から鱗でした。
まとめ
r の発音はいくら練習してもなかなかうまくならないですが、この方法であればネイティブのような r の発音に近くはずです。
① r を発音する前に口をすぼめる、②舌を喉の奥へスライド。
たったこの2点を気をつけるだけです。
まずは実際にオンライン英会話などでこの発音方法を試してみてはいかがでしょうか。