【freee】minne（ミンネ）の売上はfreeeでどう記帳する？具体的な仕訳も解説

ハンドメイドECサイト「minne（ミンネ）」を使って作品を販売しているハンドメイド作家さんやクリエーターさんは多いのではないでしょうか。

ところで、minneでの売上、正しくfreee会計に登録できていますか？

minneでは、売上金額から販売手数料を差し引いた金額を入金されます。
そのため、特に作品の販売を始めたばかりだと、これをどうやってfreeeに登録したらいいか迷う方も多いのでは？

そこで今回は、minneでの売上をfreeeに登録する方法を具体例を使って解説していきます。

minneの売上をfreee会計に登録する方法

minneなどのプラットフォームで販売する際には、minneに販売手数料を支払う必要があります。
minneからの入金額は販売手数料が差し引かれた後の金額になるので、freeeに売上取引を登録するときには注意が必要です。

それではさっそく、具体的な登録方法を見ていきましょう。

minneの売上をfreeeに登録する前提条件

ここでは、月１回まとめて売上計上する方法を解説します。

日々の1件1件の売上を別途「売上管理表」などを作成して管理していれば、売上は月1回の計上で構いません。

minneでは、毎月の「注文一覧データ」をcsvでダウンロードできます。
このデータをしっかり保存しておけば、売上は月1回まとめてfreeeに登録すればOKです。

また、購入者に販売代金とは別に送料やラッピング代を頂戴している場合も多いと思いますが、ここでは、送料やラッピング代も売上高に含める方法をとっています。

ここで、今回の参考例の前提条件をまとめておきます。

・免税事業者のハンドメイド作家
・毎月の売上高をまとめてfreeeに登録
・送料やラッピング代も売上高に含める
・８月度の売上高は50,000円、販売手数料は4,500円

売上計上の方法は何パターンかあります。顧問税理士に記帳代行をお願いしている場合には、これとは異なる計上方法をとっている可能性もあります。

minneの売上をfreeeに登録する手順

ここでは、送料を売上高に含める方法をとっているので、販売者が送料を郵便局などに支払った際には、
（借方）荷造運賃 xxx円　（貸方）現金 xxx円
という仕訳を計上しましょう。
ポイントは、借方の勘定科目を「立替金」ではなく「荷造運賃」にしておくことです！

簡便的に、売上高から販売手数料を差し引いた金額を「売掛金」としています。
決算時には、販売手数料の未決済分を「未払金」としておくのが正しい会計処理になります。ご参考までに。

まとめ

今回はminneでの売上をfreee会計に登録する手順をご紹介しました。
登録はいろんな方法がありますが、今回紹介した登録方法もぜひご参考にしてみてください。