英検やTOEICなどの試験対策では、「過去問」を解くことはとても効果的な勉強法です。
私が英検準1級を取得した時にも、試験対策の70%くらいは「過去問」を繰り返し解くことに時間を費やしました。
しかし、こんなお悩みはないでしょうか。
・ 過去問を使った勉強法がいまいちわからない
・ 過去問を使ったもっと効果的な学習法を知りたい
・ 英検の単語の覚え方をもっと工夫したい
そんな方におすすめなのが、今回ご紹介する「過去問ノート」を作るという方法です。
ノートを作るのは最初はちょっと面倒ですが、実際に自分の手を動かして作り上げたノートを用意しておくと、私の場合、記憶力が格段に上がりました。
特に、英検準1級レベルの難しい単語を覚えるためにも、とても効率的です。
試験当日も試験会場にはこの過去問ノートだけを持っていき、直前まで見直しながら自信に繋げました。
今回は、私が当時実際に作った過去問ノートをご紹介していきます。
私の英検過去問ノート
私の英検準1級の勉強方法
私は1次試験対策として「過去問」を何度も解くことに力を入れました。
もちろん過去問以外にも、基本的な単語を覚えたり、リスニング力を鍛えることも大切です。
私の場合は、基本単語は「DUO3.0」をほぼ丸暗記したり、リスニング対策は毎日英語をひたすら流し聞きすることを習慣にしていたので、正直なところ英検専用の試験対策はほとんどしていません。
単語帳「DUO3.0」の活用方法はこちらの記事に詳しく載せています。
一方で、やはり英検独特の長文対策や、英検に出やすい単語の対策は必要になります。
そこで「過去問」を中心にした勉強をすることにしました。
英検準1級の「過去問ノート」
こちらが私が使っていた「過去問ノート」です。
ノートは、CampusノートのA4サイズを使っていました。よく見かけるB5サイズよりも一回り大きいので、コピーした問題や付箋もたくさん貼りやすく、とてもおすすめです。
1冊あたりの値段がちょっと高いのですが、まとめ買いするとお得に購入できます。
こちらは、単語やイディオムの穴埋め問題のページです。
ページの左側に過去問のコピーを貼り、右側に覚えたい単語を付箋にメモしたものを貼り付けます。
過去問の問題集はA5くらいのサイズなので、A4に貼るとちょうど付箋ぐらいの幅の余白ができるのを利用しています。
マーカーの色分けはざっくりこんな感じです。
・黄色・・・初見でわからなかった単語
・オレンジ・・・2回目に解いたときもわからなかった単語
自分さえ読めればOKなので、文字の綺麗さは気にしません。
こちらは、長文読解のページです。
穴埋め問題のときと同じく、ページの左側に過去問のコピーを貼り、右側に付箋で覚えたい単語を書いておきます。
・文章内に出てきた知らない単語や表現にマーカーをつける
・マーカーをつけた箇所に番号を振って、右側の付箋にまとめた単語にも同じ番号を付ける
長文読解でキーとなるのは、私はやはり「語彙力」だと思っています。
もちろん知らない単語が出てきても前後の文脈から推測することもできますが、わからない単語がたくさんありすぎると推測すらできない状況になります。
また、構文が複雑な箇所が出てきても、使われている単語を知っていればある程度の意味はつかめます。
しかし、単語の意味すら分からないと、全く理解できないという状況にもなりかねません。
ということから、私は長文読解の勉強の際にも、「単語」や「フレーズ」に焦点を当てて学習していました。
英検準1級の問題は、選択肢の文章も比較的長いので、1ページに収まりきらない場合はこのようにページをつなげています。
ちなみに、私は英検対策以外にも、英語学習にたくさんのノートを使っています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回は私が英検準1級の勉強の際に作っていた「過去問ノート」をご紹介しました。
ノートを作るのは時間はかかりますが、記憶への定着度は各段に上がると思います。
また、何度も繰り返し作りこんでいくと愛着も沸くので、何度も見返したくなります。
ただし、きれいなノートを作って満足してしまうことだけは避けましょう。
ざっくり作って、どんどん書き足し、ノートを育てていくことが大事です。
ご参考にしてみてください。