【English】英語でミーティングを進行する時に使えるフレーズ(②会議の進め方編)

英語でのミーティングの進行役を任された時に、使える便利な英語フレーズをご紹介していきます。

今回はミーティングの進め方です。
進行役は、参加者から意見を引き出しながら、時間内に会議の目的を達成させることが求められます。

かなり難易度が高いため、進行役が頻繁に使うフレーズを事前に覚えておくことがポイントです。

今回はミーティングをスムーズに進めるための便利な英語フレーズをご紹介します。

なお、ミーティングの冒頭で使える便利なフレーズはこちらの記事をご参考にしてください。

目次

ミーティングを進行する時の英語フレーズ

議題の内容・背景を説明する

Today, we have three items on the agenda. First 〜, second 〜, and third 〜
今日は3つの議題があります。1つ目は〜、2つ目は〜、そして3つ目は〜です。

The background to the problem is 〜
この問題の背景は〜です。

The problem we need to talk about is that 〜
私たちが話し合いたい問題は〜です。

This issue is about 〜
この課題は〜に関するものです。

The point we have to understand is 〜
私たちが理解すべきポイントは〜です。

日本語の会議と同じく、議論に入る前に、今日のミーティングで話し合う議題と背景を説明しましょう。

参加者から意見を引き出す

I’d like to ask John to tell us about 〜
〜についてJohnさんにお聞きしたいと思います。

Can we hear from Ken on this?
これについてKenさんにご意見伺えますか?

What is in your mind about this, Mary?
Maryさん、これについてどう思いますか?

Do you have any input, Mary?
Maryさん、何かご意見はありますか?

Mary, could you tell us about 〜?
Maryさん、〜についてご意見伺えますか?

参加者から積極的に意見を引き出すのも進行役の役割です。様々なバリエーションがあるので、使いやすいものをいくつか覚えておくことをおすすめします。

ミーティングをコントロールする

I’m sorry for interrupting you.
お話の途中ですみません。

I think we’re getting a bit off topic.
少し話が逸れているように思います。
※ 「get off topic」とは、「話の論点がずれている」「話が逸れている」という意味です。

Let’s get back on truck.
本題に戻りましょう。
※「get back on truck」は、「元の軌道に戻る=本題に戻る」という意味です。

John, we can’t talk about that.
Johnさん、それは議論すべき点ではありません。

I’m afraid that’s outside the scope of this meeting.
すみませんが、それはこのミーティングのスコープ外です。

We’d better save that for another meeting.
それは別のミーティングで話した方が良いと思います。

Sorry John, can we let Mary finish?
Johnさん、すみません、Maryさんの話を最後まで聞きましょう。

海外では自分の意見をどんどん言い合うことが多いです。そのため、突然話を遮ってきたり、特定の人がずっと話し続けていたり、話が寄り道に逸れてしまうこともよくあります。
そのため、進行役がうまくコントロールして、話の流れを作ることが大事になってきます。進行役も遠慮せずに積極的に仕切ることがポイントです。

次の議題へ移る

Can we go on to the next topic?
次の議題に移りましょうか。
※「go on to 〜」で「〜に進む」「次に〜する」という意味です。「move on to 〜」も同じ意味になります。

Let’s move on to the next point.
次の議題に移りましょう。

I think we’ve spent enough time on this topic. Move on to the next.
このトピックについては十分時間を割いたと思います。次に移りましょう。
※「spend A on B」で、「AをBに費やす」という意味です。

If nobody has anything else to add, let’s move on to the next item.
もし誰も付け加える点がなければ、次の議題に移りましょう。

I’d like to skip item 3 and go directly to item 4.
3つ目の議題は飛ばして、4つ目の議題に移りましょう。

今話しているトピックを終わらせて次のトピックに誘導するのも進行役の大事な役割ですね。「move/go on to the next item」は定番のフレーズなのでぜひ覚えておきましょう。

進行役の交代

I’d like to hand it over to Michael, who is going to lead the next point.
次の議題の進行はマイケルにお願いしたいと思います。
※ 「hand it over to 〜」で、「〜に手渡す、引き渡す」という意味です。

Next, Michael is going to tell us about 〜
次はマイケルが〜について話してくれます。

議題によっては、別の参加者に進行役を任せた方が良いケースもあると思います。そういった時に便利なフレーズも覚えておきましょう。

タイムマネジメント

Remember, we only have 30 minutes for this.
リマインドですが、これを話し合うのに30分しか時間がありません。

We have only 10 minutes left.
残り10分しかありません。
※ ここでの「left」は「残り」を意味します。「10 minutes left」で「残り10分」という意味になります。

I’m afraid we’ve run out of time.
残念ながら時間です。

ミーティング時間は限られているため、進行役にとってタイムマネジメントは大変重要な役割の一つです。残り時間を伝えたり、時間切れを伝える時のフレーズも覚えておきたいですね。

発言を要約する

So, what you’re saying is 〜
つまり〜ということですね。

Can I summarize that? You mean 〜
要約してもいいですか?あなたが言いたかったのは〜

So, the main point is 〜, isn’t it?
要は〜ということですよね?

発言者の話を要約することで、内容の理解を確かめたり、他の参加者の理解を促すことができます。これらも定型フレーズなので覚えておくことをおすすめします。

ミーティングを終了する

It looks like we’ve covered the main items on the agenda.
議題の主なアイテムはカバーできたようです。

That will be all for today.
本日はこれで終わりにしましょう。

If no one has anything else to add, then I think we’ll wrap this up.
誰も追加したいことがなければ、ここまでにしたいと思います。

「wrap up」は「(会議など)を終わらせる」という意味です。また、「会議をまとめる、おさらいする」という意味もあります。
「wrap-up meeting」という言葉もよく聞きますが、これは「最終確認会議、統括会議」という意味で、例えばプロジェクトの一番最後に行うまとめの会議や、1日の最後にその日を統括する会議などに使います。

I think we can close the meeting now.
このミーティングはここまでにしたいと思います。

ミーティングを終了するのも進行役の役目ですね。「That’s all for today.」(本日はこれで終わりです)は英語のニュース番組などでよく聞くフレーズです。

次回のミーティングの設定

Our next meeting will be on March 15th.
次のミーティングは3月15日です。

Let’s get together two weeks from today.
次は2週間後に集まりましょう。

I’ll let you know the date of our next meeting later.
次のミーティング日程は後ほどお伝えします。

まとめ

今回は英語でのミーティングを進行する時に便利なフレーズをご紹介しました。

ミーティングの進行はかなり難易度が高いので、事前に何度も練習を重ねておくことが大事です。

特に様々な国のメンバーが集まる時には、国ごとのカルチャーの違いもあり、取り纏めるのは非常に苦労します。

何度もトレーニングすることが大事ですが、まずは今回ご紹介した定番フレーズから覚えてみてはいかがでしょうか?

そして、オンライン英会話や英会話スクールなどでも実践練習してみることをおすすめします。

ご参考にしてみてください。

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