【English】外国人が知りたい日本のことを英語で紹介!『日本のことを1分間英語で話してみる』

みなさん、日本のことを英語で話せますか?

例えば、節分、ひな祭り、お盆、ゴールデンウィークなど、英語で説明しようとしてもなかなかうまく話せないのではないでしょうか。

「日本語では話せても、英語で話そうとすると出てこない…」

この「日本のことを1分間英語で話してみる」は、そういった日本の伝統や文化に関する80項目を、簡単な英語を使って1分程度で説明できるようになるための1冊です。

海外の人に日本を説明するときなどに、この本が手元にあれば大半のことはカバーできます。

今回はこの「日本のことを1分間英語で話してみる」の中身と私の使い方をご紹介したいと思います。

目次

「日本のことを1分間英語で話してみる」はどんな本?

日本のことを1分間英語で話してみる!

この本は、日本の伝統や文化に関する80項目について、簡単な英語を使って1分程度で説明することを目指しています。

80項目はどれも、「まさに日本といえばこれだよね!」というテーマばかりで、例えば、節分、ひな祭り、お盆、ゴールデンウィークなどジャンルも様々です。

私はこれまでに何度か海外に語学留学した経験があるのですが、そこで生徒や先生からよく聞かれるのは日本についてです。
日本人が思っている以上に、海外の人たちは日本にとても関心があります
特に欧米の文化と比較すると、日本の文化はとてもユニークな印象を与えるため、「日本の文化をもっと知りたい!」と思っている外国人がたくさんいます。

ところが・・・

いざ英語で日本について説明しようとしてもなかなかうまく話せないのが現実ではないでしょうか。

というのも、英会話の教材で日本について説明しているような題材があまりないからかもしれません。
例えば、英会話というと、日常生活や旅行、ビジネスなどの場面を取り上げている教材はよく見かけます。
その一方で、外国人に日本を説明するような場面が英会話の教材に出てくることは滅多にありません。

そんな中、今回ご紹介する「日本のことを1分間英語で話してみる」は、海外の人とコミュニケーションするときに欠かせない「日本を説明する」ための英語フレーズがたくさん詰まっています。

80個も日本に関するトピックが紹介されているため、この1冊をインプットしておけば、海外の人から日本について聞かれたときにもまず困らないと思います。

さらにこの本の特徴は、1つのトピックを「1分間で」説明できるようにするというのがポイントです。ほとんどの項目が3段落程度の短い英文でシンプルに説明されているため、とても覚えやすくなっています。
実際に外国人に日本について説明するときも、長々と話すよりも、わかりやすく要点を絞って説明した方が、そのあとの会話が続きやすくなると思います。

「日本のことを1分間英語で話してみる」のレベル&おすすめな人

レベルは英語初級者〜中級者程度になります。

使われている単語も文法もとてもシンプルで基礎的なものばかりなので、あまり英語に自信のない方でも取り組める教材だと思います。

一方、英語上級者の方でも、日本の文化や伝統を説明するときにパッとフレーズが出てこないときなどに参考になる1冊だと思います。この本で出てくるフレーズをベースに、自分の言葉で置き換えて説明する練習をするのがおすすめです。

この本は次のような方に特におすすめの本ではないでしょうか。

・外国人とたくさんコミュニケーションを取りたい人
・ビジネスで外国人とのIce breakや雑談を充実させたい人
・将来、海外留学や海外赴任を目指している人
・オンライン英会話のフリートークのネタを探している人

「日本のことを1分間英語で話してみる」の構成

日本を紹介する80個のテーマが、それぞれ見開き2ページずつで紹介されています。

左のページに英語と語句・表現、右のページに日本語訳とキーワードやワンポイントアドバイスなどが記載されています。

本書は全部で6章で構成されているので、興味や関心のあるエリアから進めていくのをおすすめします。

第1章 日本にようこそ!まずは東京案内を
おすすめテーマ:東京・江戸、地形と面積、自動販売機、歌舞伎、など

外国人と話をしていると、日本の人口や面積、標高などといった日本の国土の基本的な質問をされることがよくあります。
日本人と話すときはこんな話題は滅多に出てこないので、案外知らない方も多いのではないでしょうか。日本や皆さんが住んでいる地域について、こういった情報を調べておくのもおすすめです。

第2章 自宅に招待しよう
おすすめテーマ:マンガ、アニメ、居酒屋、日本のおもてなし、など

第3章 旅館に泊まってみよう
おすすめテーマ:温泉、日本酒、納豆、旅館、など

第4章 関西を楽しもう
おすすめテーマ:京都、方言、神社と寺、漫才、など

第5章 日本の年中行事について話そう
おすすめテーマ:正月、節分、ひな祭り、お盆、など

第6章 日本のしきたりを説明しよう
おすすめテーマ:神社参り、戸籍と住民票、学校制度、など

この中には含まれていませんが、日本の政治についても質問されることがあります。国会の仕組みや議員数なども聞かれたことが何度かあります。また、税制などもトピックに上がることがありますね。

そしてこちらの書籍にはCDも付属しています。(ただし紙の書籍のみ)

CDを聞きながら読むことで発音の練習にも効果的です。

また、「1分間で話す」ためにはどのくらいのスピードで話したらいいかも参考になります。シャドーイングを繰り返すことで、スラスラ話すためのトレーニングになります。

私の「日本のことを1分間英語で話してみる」の使い方

興味のあるトピックから読んでいく

80項目もテーマがあるため、最初から進めていくのではなく、自分の興味のあるトピックから読んでいくようにしています。
まずは本文と英語をインプットしたら、本を見ないで1分間程度、英語を話してみます。
この時、本に書かれた英語をそのまま話すのではなく、自分なりにアレンジしてみるのがおすすめです。

オンライン英会話などでアプトプット

私がこの本を使っていたのは主にフィリピン留学していた時です。
そのときに私が行っていたのは、まずレッスン前に、トピックを一つ選んで英語をインプットします。
そしてレッスンの最初に、先生に5分ほど時間をもらい、覚えた英語を自分の言葉で話してアウトプットの練習をしました。
そして、間違っていたりわかりにくい点を指摘してもらい、直すようにしていました。

一人で練習するよりも、外国人の先生に実際に聞いてもらって間違いを指摘してもらった方が非常に効果的ですし、その後の会話も弾みます。まさに実践練習です。

ぜひオンライン英会話などを使ってアウトプットの練習をすることをおすすめします

まとめ

日本を英語で紹介できるようになると、海外の人とのコミュニケーションの幅がとても広がります。

興味のあるテーマや、過去に外国人から質問されて答えられなかったトピックなどから、読んでいくことをおすすめします。

今回ご紹介したこちらの本でのインプットと、オンライン英会話などを使ったアウトプットを組み合わせてトレーニングしてみてください。

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