コロナ禍が明けて、海外の短期語学留学が本格的に復活しています。
英語力を伸ばしたい社会人の中には、有給休暇などを使って語学留学に挑戦してみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
私は海外旅行が趣味なこともあり、学生時代も含めると7回くらい短期留学に行っています。
期間も短いもので2週間、長い場合は数か月間の語学留学の経験があり、滞在国もフィリピン、イギリス、マルタ島など様々です。
その中でも、セブ島は個人的に留学先としてとても気に入っていて、3回ほど短期留学しています。
今回は、忙しい社会人へおすすめのフィリピン「セブ島」への語学留学について、おすすめポイントと注意点など詳しくご紹介していきます。
セブ島とは?
セブ島とはご存知の通り、フィリピンの有名な観光地。綺麗な海に囲まれたリゾート地です。
一年を通して気温が25〜35度程度の常夏の島です。
ただし、6月〜12月は雨季なので、蒸し暑かったり雨も多い時期です。おすすめはやはり乾季の1〜5月あたりですね。
公用語は英語とタカログ語(フィリピン語)です。
フィリピンの英語は少し独特な訛りを感じますが、とてもわかりやすい発音で話してくれるので聞き取りやすいと思います。
日本とフィリピンの時差は1時間です。セブ島の方が日本より1時間が遅れています。
セブ島までは飛行機で5時間くらいです。LCCを使えば2万円台から行ける時期もあります。
セブ島の語学留学をおすすめする理由
私は特に社会人の方にセブ島留学をおすすめしているのですが、主な理由はこちらです。
1日中マンツーマンの英会話レッスンを格安で受けられる
これはセブ島留学の一番のメリットです。1日中マンツーマンレッスンをお手頃価格で受けられるのはセブ島以外にないのではないでしょうか。
特に近年は円安や物価高の影響で、アメリカやイギリスへの留学のハードルが非常に高くなっています。
そんな中、近くて格安で語学留学ができるセブ島はますます人気が出ています。
そして、オンラインでもマンツーマンの英会話ができる時代ですが、短期間に集中して英語を学習したい方には「短期留学」という選択がおすすめです。
1日8時間の英語漬けの生活を送るのはかなり体力を使いますが、その分、短期間で成果が出せるのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
時差が1時間しかないので、留学中にリモートワークもできる
フィリピンと日本の時差はたったの1時間です。
なかなか長期間の休暇がとりずらい社会人であっても、リモートワークをしながら英語も勉強できる環境があるのはメリットです。
語学学校の中には、午前中だけ授業で午後はフリーというコースが用意されているので、英語学習とリモートワークを組み合わせてワーケーションするのもおすすめです。
先生が日本人の英語や学習課題に精通している
欧米の語学学校と比較して、セブ島の語学学校の先生たちは、日本人の英語にとても慣れていると感じます。
欧米の語学学校では日本人比率が小さいので、そもそも日本人の英語に対する課題までは把握していない先生が多い印象です。
一方、セブ島は、日本人に英語を教えている先生が非常に多いため、日本人英語の弱点だったり、日本人特有の発音にも慣れています。
カタコトの英語であっても意味を汲み取ってくれるため、初心者でも安心してレッスンを受けられます。
さらに、先生たちが「優しい」「丁寧」というのもメリットです。
DMM英会話やネイティブキャンプなどでフィリピン人の先生のレッスンを受けたことがある方ならわかると思いますが、とても親身に教えてくれる先生が多いので嬉しいです。
週末はセブ島のビーチを満喫できる
せっかくセブ島に来たのであれば、英語の勉強の間にリゾートも楽しみたいですよね。
セブ島にはたくさんのビーチがあるので、週末には綺麗な海を楽しむことができます。
アイランドホッピングやジンベイザメと泳ぐツアーなど、いろんなアクティビティーが用意されています。
時間にゆとりがある方なら、セブ島の周辺の島に足を伸ばしてみるのもおすすめです。
セブ島の語学学校は、1人で来ている社会人が多く、コミュニケーションの輪も作りやすい環境です。
ぜひグループで現地ツアーなどに申し込んでみてはいかがでしょうか。
セブ島の語学留学の注意点
日本とは違うことを意識
セブ島は開発が進んでいて、とても綺麗なオフィスビルやショッピンセンターもたくさん出来ています。
一方で、例えばインターネット通信が安定していなかったり、週末や通勤時間帯の交通渋滞が激しかったり、道路がまだ舗装されていない道もたくさんあります。
雨が続くと道路が川のように水浸しになることも多いです。
日本のような綺麗で安全な環境とはまだまだギャップがありますので、事前にフィリピンやセブ島の情報収集をしておくことをおすすめします。
治安には用心することが大事
セブ島はフィリピンの中では比較的治安が良いと言われています。
日本ではないという意識で気をつけて行動していれば、トラブルに巻き込まれることはないはずです。
大型のショッピングセンターもたくさんあるし、タクシーも多く走っているので、1人で行動することも可能です。
ただ、セブ市内であってもエリアによっては治安があまり良くないところもあります。
最初は学校周辺であったり、大型のショッピングセンターなどで行動するのがおすすめです。
また、治安の安定しているエリアであれば、夜間に複数人で歩くのは問題ないのですが、1人で行動することは避けましょう。
野良犬なども多いので注意が必要です。
私のセブ島留学体験談
私はセブ島の「ミライズ(MeRISE)」と言う語学学校に通っていました。
ミライズは日本にも英会話スクールがあるのでご存知の方もいるのではないでしょうか?
オンラインでプロに学べるマンツーマンレッスン【MeRISEオンライン英会話】
1週間から行けるセブ島留学【MeRISE留学】滞在中に特徴的だった「ミライズ留学」のポイントはこちらです。
ミライズ留学は社会人同士のつながりができやすい
ミライズは日本人の社会人向け語学学校なので、留学生同士の交流ができるのも特徴です。
有給休暇を使って来ている方、会社の留学制度を利用している方、転職で次の勤務が始まるまでの期間で来ている方など、様々でした。業種もIT企業、コンサル、メーカーなど多様。
私自身も、帰国後も現地で知り合った仲間と飲み会をするなど、交流が続きました。
こういった出会いがあるのも嬉しいポイントですね。
来ている方の年代としては30代が比較的多い印象でしたが、幅広い年代の方が参加されています。
綺麗な校舎でレッスン&滞在ができる
セブ島の語学学校は、環境や滞在先に不安を感じる方もいるのではないでしょうか?
その点、ミライズは2019年に完成した新校舎で授業と滞在ができます。
とても同じ建物内に教室エリアと宿泊エリアがあるので安心して滞在できます。とても綺麗でおしゃれで、ここだけはは日本とあまり変わらないなと感じました。
特に滞在エリアは基本的に1人部屋です。広さも十分でシャワールームも完備されています。
フィリピンの語学学校としては非常に快適な滞在だと思います。
そして建物の1階は日本食レストランです。3食このレストランで摂ることも可能です。留学生どうしの交流の場として欠かせないエリアです。
レッスンをカスタマイズしてもらえる
レッスン初日に先生に希望を伝えれば、レッスン内容をカスタマイズしてもらうことが可能です。
私は、文法の勉強よりもとにかく「話す」練習がしたいという点と、英語のミーティングに慣れたいという点を伝え、私専用のレッスンを組んでもらいました。
決まったテキストに沿ってレッスンを進めるのではなく、一人一人に合ったレッスンを作ってもらえるのは嬉しいポイントです。
また、毎週金曜日には、プレゼンテーションのレッスンがあります。
その日に卒業する人の中から希望者が、先生や留学生全員の前で英語で5分程度のプレゼンをします。
私も英語でのプレゼンは初めてでしたが、とても良い経験になりました。非常に緊張しますが、卒業前にぜひ挑戦してみることをおすすめします!
まとめ
今回はセブ島語学留学の特徴と私の留学体験談をご紹介しました。
1週間単位での休暇が取れたらぜひセブ島留学を検討してみてはいかがでしょうか。
ぜひご参考にしてみてください。