【English】英語の自己紹介をワンランク上げる「マインドマップ」の利用法

海外の人の最初の会話は、大半は「自己紹介」から始まります。
英語を話せるようになるには、まずは自分のことを話せるようになることが大事です。

自分についてたくさん話せるようになれば、会話の幅がグッと広がります。

しかし自分のことを話そうとした時こんな悩みはないでしょうか?

・自分のことといっても何を話したらいいかわからない
・話したいことはあっても英語が出てこない
・話していてもネタが尽きてしまう

そんな時におすすめなのが、「マインドマップ」です。

今回はマインドマップを利用して、英語で自分のことを話すコツをご紹介したいと思います。

目次

マインドマップとは

マインドマップとは、1つのテーマを中心として関連する言葉を枝葉のように拡大した図のことです。私たちの頭が自然に行っている思考プロセスを反映しているのが特徴です。

主に思考を整理したり、新しいアイデア出しをするときなどに使われています。

英語での自己紹介にマインドマップを使うメリット

話したいことが整理できる

自分のことについて英語で話せるようになれば、英会話はかなり上達します。

初対面の海外の人と会って英語で話す時に、まずはお互いのことを知ることから始まりますよね。
そして話すネタがたくさんあればあるほど、会話の幅が広がっていきます。

ところが、話したくても「何を話したらいいんだろう」「英語でどういうんだっけ?」と、その都度考えていると、会話もスムーズに運べません。それに相手も、根気強く次の言葉を待ってはくれません。

しかし、あらかじめ話すネタがたくさん用意されていれば、「こう聞かれたらこう答えればいいな」とか「これについてもう少し詳しく話そう」など、話したいことをどんどん広げていくことができます。

ポイントは、話したいことの「引き出し」をたくさん用意しておくことです。

例えば、職業のことを話そうと思った時に、パッと思いつくだけでもこんなに枝葉のネタは出てきます。
・会社名、業種
・職種、役割
・仕事の内容
・勤務年数
・前職
・転職理由

他にも、「住んでいるところ」「趣味」「家族」など、自分についてのトピックと、それぞれの枝葉のネタもたくさん出てくるはずです。

それらを事前に頭の中で整理しておくことが、言いたいことをパッと言えるようになるために大事なポイントになります。

さらに、言いたいことや話すネタの「引き出し」が綺麗に整頓されていれば、すぐにネタを引き出したり、そこから発展させていくことが可能になります。

話したいことのネタ作りや引き出しの整理にとても便利なのが、「マインドマップ」です。

マインドマップはメインとなるトピックを中心に枝葉のように関連する言葉を広げていきます。
自分を主軸にしたマインドマップをあらかじめ作っておけば、話したいことが整理され、話題をどんどん展開していくことができます。

後から話したいネタを付け加えることができる

マインドマップの特徴として、後から枝葉を付け加えやすいというメリットがあります。

事前に自分についてのマインドマップを作っておいたとしても、英語で会話しているうちに、マインドマップに書いていなかった質問をされたり、もう少し詳しく話したいと思うネタも出てくるはずです。

そんな時に、マインドマップなら新しいネタを新しい枝葉として追加していけば、さらに大きなマップに広げていくことができます。

自己紹介の台本になる

一度自分についてのマインドマップを作ってしまえば、それを台本として、英語での自己紹介の練習をすることができます。

英会話のテキストには、一般的な挨拶や日常会話の例文は載っていても、自分のことについての例文は載っていないですよね。

そんな時にマインドマップが、英会話のテキスト代わりになります。

完成したマインドマップを見ながら、独り言英会話のように自己紹介の練習をしたり、初対面の人と英語で話す場合に事前に見返しておけば、直前に慌てなくても済みます。

マインドマップを使った自己紹介の練習方法

Step1:マインドマップを用意

マインドマップは、①大きめの紙に書いていく方法と、②マインドマップツールを使って書いていく方法の2通りがあります。

私のおすすめはPC上で作成ができるマインドマップツールです

あとで詳しくご紹介しますが、無料で使えるマインドマップツールがたくさんあります。

レイアウトは、一般的なマインドマップのように放射線状に書いていく形式でもいいですし、ロジック図のように右方向に広げていく形式もおすすめです。

私はロジック図形式で書いています。

Step2:「自分」をテーマにしたマインドマップを作成

自分をテーマにしたマインドマップを作っていきます。
まずは「自己紹介」を中心に書き、その周りに自分を紹介する言葉を書いていきます。

例えば、まずは大項目として「居住地」「職業」「趣味」「家族」などを書いて、それぞれを説明していく言葉をさらに加えていきます。

このとき、話のネタをたくさん挙げていくのが目的なので、日本語で書いて問題ありません。

Step3:英語を書き足す

日本語のマインドマップが完成したら、さらに英語を書き足していきます。

すでに英語で話せる内容なら書く必要はありませんが、英語がパッと出てこないような内容のものには、単語やフレーズなどを書いておきます。

Step4:マインドマップを見ながら英語で自己紹介

マインドマップが完成したら、英語で自己紹介をしてみます。

最初は大項目を英語で話すところから練習し、徐々に枝葉の項目についても英語で話せるようになることを目指します。

練習しているうちに、新しいネタが浮かんでくるとこもあると思います。マインドマップもアップデートしていきましょう。

マインドマップを持ち歩いて練習したい時には、マインドマップを印刷しておくことをおすすめします。

マインドマップが大きすぎる場合は、枝葉ごとに分割して情報カードに書き写しておいたり、マインドマップツールによっては枝葉ごとの印刷も可能です。

自己紹介のマインドマップ例

自己紹介のマインドマップ例がこちらです。

これはXMindというマインドマップツールで作成しました。

練習を重ねて、この枝葉をさらに伸ばしたり、新しい枝葉をどんどん付け加えていって、自分だけのマインドマップを作ってみてください。

おすすめのマインドマップツール

マインドマップは無料で利用できるツールがたくさんあります。
私はXMindというツールを使っていますが、おすすめのものをいくつかご紹介します。

XMind

マインドマップツールの中でXMindはとても有名です。Windows、Mac共に使えますし、スマホアプリもあります。

デザインが豊富で、イラストなども用意されています。
一般的な放射線状のマインドマップの他に、ロジック図やツリーなども用意されているので、使いやすいレイアウトで作成できるのもポイントです。

無料版でも、作れるマインドマップの数に制限はありません。

どのツールを選んだらいいかわからない方は、まずはXMindを選んでおけば間違いないと思います。

Mindmeister

Mindmeisterも世界的に有名なツールで、世界中にユーザーがいます。こちらも、OSやデバイスを問わず使用することができます。

ただし、無料版ではマインドマップは3つしか作れないので、たくさん作りたい人は有料版がおすすめです。

Coggle

Mindmeisterと同様に有名なツールです。OSやデバイスを問わず使用することができます。
こちらも、無料版ではマインドマップは3つしか作れません。

まとめ

英語での自己紹介をワンランク上げるためには、自分についての話のネタをたくさん用意しておくことがポイントです。

その時に便利なのが「マインドマップ」です。マインドマップのメリットをおさらいします。

・話したいことが整理できる
・話すネタを枝葉として追加できる
・自己紹介の台本になる

一度マインドマップを作ってしまえば、いろんな場面での自己紹介や会話利用できます。

ぜひ自分をテーマにしたマインドマップを作ってみてください。

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