【English】2冊目の英単語帳は「究極の英単語 Vol.3」がおすすめ

DUO3.0は例文で英単語を覚える単語帳のベストセラー本です。

単語学習として、まずはDUO3.0を手に取る方が多いのではないでしょうか。
私もまずはDUO3.0からスタートして、何度も回し、ほとんどの単語を覚えました。

DUO3.0をやれば、日常英語の大半は理解できるようになると思います。

しかし、英語ニュースや英字新聞を読もうとすると、DUO3.0の単語だけではどうしても足りず、わからない単語がたくさん出てきます。
さらに、DUO3.0は英検準1級、TOEIC700点代くらいなら対応できますが、それ以上を目指そうとすると、もう少し難易度の高い単語帳が必要になってきます。

DUO3.0の次の単語帳を何にするか?

すごく悩んだ結果、私が選んだのは「究極の英単語 Vol.3」でした!

今回は、DUO3.0の次の単語帳として「究極の英単語 Vol.3」を選んだ理由などをご紹介していきます。

ちなみにDUO3.0の使い方はこちらの記事に載せています。

目次

「究極の英単語 Vol.3」とは?

「究極の英単語 Vol.3」の概要

「究極の英単語 Vol.3」は、アルクから出版されている「究極の英単語シリーズ」の一つです。

究極の英単語シリーズは、アルクが長年蓄積してきた膨大な英文データから「日本人英語学習者にとっての有用性」「ネイティブスピーカーの使用頻度」を基準に選び出した、12,000語の重要英単語リスト(略称SVL12000)をレベル別に掲載した単語帳で、Vol.1〜4の4冊で構成されています。

究極の英単語 Vol.4最上級SVLレベル 10〜12語彙マスター
究極の英単語 Vol.3上級SVLレベル 7〜9英文雑誌がスラスラ読める
究極の英単語 Vol.2中級SVLレベル 4〜6TOEICテストで高得点を狙う
究極の英単語 Vol.1入門〜初級SVLレベル 1〜3日本人必須の英単語
究極の英単語 Vol.3より

究極の英単語 Vol.3は、シリーズの中でVol.4に次いで2番目に難易度が高く、英字新聞や英文雑誌などを読むのに必要な語彙を身に付けることを目的としています。TOEIC900点超えも目指せるレベルです。

私がDUO3.0の次に「究極の英単語 Vol.3」を選んだ理由

DUO3.0と同じく例文で覚えられる

DUO3.0を使っていて、1つの例文の中で複数の単語を覚えられるのがとても効率的でした。

でも例文で覚えるタイプの単語帳はあまりないんですよね。

長文の中で覚える単語帳であれば、例えば「速読速聴・英単語シリーズ」や「英単語・熟語ダイアローグシリーズ」など、たくさん出版されています。
これらの単語帳は、長文読解や多読の練習にもなるのでメリットはたくさんあります。

しかし、「単語を覚える」ことにフォーカスすると、一つの例文の中で複数の単語を覚えられるのはとても効率的です。
なので私は例文形式の単語帳がベストだと思っています。

その点、「究極の英単語」はDUO3.0と同じく例文で覚えるタイプなので、まさに私が探していた単語帳です。
DUO3.0を使い慣れている人には取り組みやすい単語帳だと思います。

難易度がちょうど良い

DUO3.0の難易度は、TOEIC 600〜780点、英検準1級レベルです。

一方、「究極の英単語 Vol.3」のレベルは、TOEIC 730〜860点、英検1級なので、DUO3.0の次のステップアップとしてちょうどいい難易度です。

単語帳は、知っている単語が多すぎても退屈ですし、難しい単語ばかり出てきても挫折してしまいます。

ですが、DUO3.0を終えてからの「究極の英単語 Vol.3」であれば、見出し語のうち7割くらいは知らない単語なので、全く歯が立たない訳でもなく、例文も程よく難しいレベルです。

評判

英語の教材を選ぶときは、口コミや評判をチェックされる方も多いのではないでしょうか。

いろんなサイトでの口コミやAmazonの評価を参考に、ポジティブな評判が多かったのもポイントです。

「究極の英単語 Vol.3」と「DUO3.0」の比較

究極の英単語 Vol.3DUO3.0
レベルTOEIC 730〜860点
英検1級
TOEIC 600〜780点
英検準1級
掲載単語数3,000語(見出し語のみ)2,569語
(見出し語のみの数、熟語含む)
例文540例文(1492語)
(3,000語のうち残りの1,508語は
単語リスト形式)
560例文(2,569語)
構成・レベル別にそれぞれ、
「Power Sentences(例文)」と
「Word List(単語リスト)」の2部構成
・Power Sentenceは、例文に含まれる
動詞のタイプごとに5つのセクションに
分かれている
・45セクションに分かれている
・見出し語は全て例文形式
音声・各例文ごと、
①例文読み上げ(1回目)
②見出し単語の読み上げ
③例文読み上げ(2回目)
・ナチュラルスピード
・例文の読み上げのみ
・各例文1回のみ
・ナチュラルスピード
価格(紙の書籍)1,980円(税込)1,320円(税込)
「究極の英単語」
の長所
・単語レベルに応じて3レベルに構成が
分かれているため、低いレベルから
3段階でレベルを上げていくことができる
・TOEICに頻出の単語には対策例文付き
・例文の構成にレベル分けはない
・TOEIC対策例文はない
「DUO3.0」
の長所
・3000の見出し語のうち例文で覚えるのは
1508語のみ
・例文はそれぞれ単独の内容
・派生語、反意語、同意語などの掲載がない
・全ての見出し語が例文で覚えられる
・前後の例文がストーリー形式で
ゆるく繋がっている
・派生語、反意語、同意語などの
掲載がある

「究極の英単語 Vol.3」を使ってみて気づいたこと

3つのレベル(Level 7〜9)ごとにセクションが分かれている

「究極の英単語 Vol.3」は、3つのレベル(Level 7〜9)がセクションで完全に分かれているのがポイントです。

そのため、まずはLevel 7の1,000単語を覚え、次にLevel 8の1,000単語、その次にLevel 9の1,000単語、といったように、徐々にレベルを上げていくことができます

これはDUO3.0にはないメリットです。

TOEICに頻出の単語には対策例文がついている

「究極の英単語」では、TOEICに頻出の単語には対策例文が記載されています
TOEICで出やすい単語がわかりやすくハイライトされているので、試験対策になります。

こちらも、DUO3.0にはないので、「究極の英単語」独自のポイントです。

DUO3.0と異なり例文の前後のストーリーがない

DUO3.0との大きな違いの一つが例文の前後のストーリーがない点です。

DUO3.0は前後の例文がストーリーでゆるく繋がっているため、例えば音声を繰り返し聞いていると、次の英文が頭に浮かびやすくて記憶に定着しやすいです。

一方、究極の英単語は各例文に繋がりはなく意味が独立しているので、DUO3.0よりは覚えにくいかなという印象です。

でも繰り返し聞いていくうちに覚えられるので、慣れればそこまで気にならないと思います。

「究極の英単語」に掲載語の半分は単語リスト

DUO3.0は、すべての見出し語が例文の中に含まれています。
一方、究極の英単語は、見出し語のうちほぼ半数は例文ではなく単語リスト形式で覚えます。
この点はDUO3.0に軍配が上がります。

さらに、DUO3.0は2,569語を560例文で覚えるため、1つの例文に平均4.6語の単語が含まれています。一方、究極の英単語は1,492語を540例文で覚えるため、1つの例文に平均2.8語の単語が含まれています。
効率面で見ても、DUO3.0の方が1つの例文で複数の単語を覚えられることがわかります。

「究極の英単語」は関連語の記載がない

DUO3.0は、各単語の解説が充実していて、関連語、反対語、同義語などの情報が盛りだくさんに含まれています。
一方、「究極の英単語」は、これらの関連語の情報は記載がなく、見出し語の意味に焦点が当てられています。

確かに、関連語などの情報があれば覚えられる単語もその分増えるので、その点ではDUO3.0に軍配が上がります。

ですが私の場合、まずは最低限の見出し語だけ覚えるようにしているので、関連語などの情報がないことはあまり気になりませんでした。
むしろ、シンプルな記載なので効率よく進めることができます。

まとめ

「究極の英単語 Vol.3」は、DUO3.0と同じく例文で覚える形式なので、例文の方が覚えやすい人にはDUO3.0の次の単語帳としておすすめです。使い方もDUO3.0と同じです。

ただし、DUO3.0と異なる部分もあるので、それを許容できるかどうかかと思います。DUO3.0に慣れていると、究極の英単語は最初は戸惑う部分があるのも事実です。

ですが、使っているうちにだんだん慣れてきますし、やはり「例文で覚える」のはとても効率のいい方法だと思います。

ご参考にしてみてください!

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